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  • 砂漠の道 5
  • すごく、前作とブランクが空きましたね^^;

    実はどこまで書いたか覚えてな=つД`)・゚・。・゚゚・*:.。



    ズゥン・・・

    狭い廊下を進んでいたヴァンとディーは鈍い音と揺れを感じた。

    「なんだ・・・?」

    ディーは何が起こってもいいように身構えた。

    「トラップが作動したようね。ドラくん達無事だと良いけど・・・」

    ヴァンには冒険のイロハを叩き込んだ後輩の安全が心配だった。

    「ん?なんか嫌な予感が・・・」

    常人ではなかなか気付かない僅かなトラップの気配も慣れれば分かるものである。

    ゴゴゴ・・・ゴゴゴゴゴゴ・・・

    暗い通路の先からは巨大な岩が転がってきた。

    「逃げて!」

    ヴァンは身体能力を高める術、すでにヘイストをかけ、逃げる準備は充分できていた。

    しかし、岩に気付くのに遅れたディーは逃げようとせず、鉾を構えた。

    「こんな岩・・・壊せばいい!」

    ズガガガ!

    1撃目で縦に岩を割った。

    「ぐっ!」

    戦闘技術が未熟なディーが猛スピードで転がって来る巨大な岩を斬り、無事ではいられるわけがなかった。

    手首には強烈な痛みが走った。

    ズガガガ!

    しかし、1撃目の勢いのまま、横に岩を割る。

    そして飛び上がり、4つに割れた岩を粉砕した。

    もちろん本来斬らない様な物を斬ったディーの腕を骨折したかと思うほどの痛みが襲った。

    「流石ドラくんの弟子・・・師匠みたいに無茶するわね・・・」

    感心と呆れを同時に感じた。

    「・・・!」

    ヴァンは迫り来る気配を感じた。

    カタカタカタカタ・・・

    「なんだこの音・・・?」

    暗闇から出てきたのは鎧を着て剣と盾を持った2体の骸骨だった。

    動力源の魔道石によって動くタイプの骸骨兵士であり、岩のトラップを突破した者を始末するために配置されたトラップだった。

    「もう・・・アンデッドなんてこりごり。」

    長い戦闘経験の中でアンデッドほど不快なモンスターはいないと感じていた。

    再び影を実体化させ、手裏剣を取り出す。

    「トリプルスロー!」

    6枚の手裏剣は正確に2体の体の中心の動力源の魔道石を貫いた。

    しかし、魔道石を貫いたはずの骸骨兵士達は手裏剣の当たった衝撃に少しよろめいただけで、

    再び襲い掛かってきた。

    「魔道石を貫いたはずなのに・・・まさか、カオスジュエルとか言う宝石の力・・・?」

    「うおおおお!」

    腕の痛みを叫ぶことで紛らわせてディーは鉾を水平に振り回した。

    骸骨兵士達は盾で防ごうとしても、ディーの馬鹿力の前では無駄だった。

    盾は見事に砕け、骸骨兵士達は真っ二つになった。

    ガシャ・・・ガシャ・・・

    しかし、真っ二つになっても魔力で動き続けていた。

    侵入者達を切り刻もうと、骸骨の上半身が地面を這った。

    「こいつら・・・!」

    流石にディーも動く死者達に恐怖を感じ始めた。

    「逃げよう!」

    2人は這う骸骨達を飛び越え先へと進んでいった。

    もちろん骸骨達は走る2人に追いつける訳が無かったがそれでも這い続けた。




    「あ、危なかった・・・」

    「いや、ヘッドさんこれは死ぬかと思ったよ・・・」

    吊り天井のトラップに潰される直前、ヘッドはイオの冒険に必要な4種類の道具の入った、

    イオの神の1つのアルディスの祝福を受けた小箱からマトックを取り出し、

    シャープアイズの効果を利用して石の扉を叩き壊した。

    残り約コンマ1秒で2人とも無事に脱出できたのだった。

    ドス・・・ドス・・・ドス・・・

    「あのさ・・・二重トラップの次にゴーレムは無いでしょ・・・」

    2体の人の形をした不恰好な石造が現れた。

    「なんでイオのゴーレムがここにいるの・・・」

    イオのゴーレムとこの世界のゴーレムはかなり異なる。

    この世界のゴーレムは常人の2倍以上はあるが、

    倒しても一人前の冒険家と認められる程度である。

    しかし、イオのゴーレムは身長が3mぐらいだが、強力な攻撃力と防御力を兼ね備え、

    熟練の冒険家さえも倒すのに苦心する強敵である。

    そしてさらに自分の体の強度を強化できる。

    長期戦に持ち込まれれば確実に破壊できない。

    「実はさ・・・カオスジュエルがこの世界に転送された元凶ってのが魔道師達の仕業なんだよね・・・」

    イオの魔道師達は日々研究に没頭し、好奇心が異常に高いが、

    性格は残忍で、さらに強力な魔法を使用できる上にしぶといという達が悪い連中である。

    「で、ここが一つの拠点というわけだね。」

    通りでミミックやゴーレムが出現してもおかしくないわけである。

    ゴーレム達が侵入者を倒そうと走って来た。

    「さて・・・さっさと倒そう。」

    暗黒騎士の剣に一気に力を込め、殴りかかってきたゴーレムの腕を切り落とした。

    「ストレイフ!」

    前に飛び出しながら撃った4本の矢がもう1体のゴーレムを貫く。

    しかし、貫通するまでとは行かず突き刺さったままである。

    ドラゴが射たゴーレムの胸の魔道石が輝き、体の強度を上げようとする。

    「モータルブロー。」

    ストレイフで接近した理由は一撃必殺効果を持つモータルブローで一気に勝負を決めるためだった。

    輝く魔道石を強烈な矢が貫く。

    本来破壊不可能なゴーレムの魔道石もモータルブローの威力の前には太刀打ちできなかった。

    動力源を失ったゴーレムはむなしく崩れた。

    しかし、腕を失ったゴーレムは強度を上げ、ヘッドを苦戦させていた。

    ドスッ!

    ゴーレムの右足蹴りがヘッドの腹に命中した。

    「うっ・・・!」

    ヘッドをふっ飛ばし、壁に激突させた。

    かなりの強度を誇る鎧を着けていたにも関わらず腹に強い痛みが走る。

    ヘッドの口から血が流れ出る。

    止めを刺そうとゴーレムが走ってきた。

    次の左ストレートをかわし、力任せに剣を振り、

    強化されたはずのゴーレムの頭を見事に切り落とす。

    そしてすかさず胴を薙ぐ。

    バラバラになったゴーレムはもはや動けなくなっていた。

    「ヘッドさん、いつの間にそんな力をつけたの・・・?」

    「ああ、クローム兄さんがあの後、鬼の様な剣の指導を1年半してくれてね。おかげ様で苦手だった運動もだいぶできるようになったよ。」

    ヘッドの兄のクロームはイオの中でもかなりの強さを持つ剣士だった。

    家には滅多に帰らず剣1本を頼りに旅をしていた結果そうなったわけである。

    それに比べヘッドは商売や発明に励み、冒険は副業としてやっていた。

    元々運動が得意な方でもなく、魔法も使える方でもなかったので、

    基本的に戦闘は苦手だった。

    剣の指導でやっと運動が出来るようになり、欠けていた冒険に必要な戦闘技術が身に付いた。

    「今頃どこにいるんだろうなぁ・・・」

    クロームは次元と次元をまたぎ旅をしている。

    そのため、家に帰ってくることは4年に1回ぐらいである。








    「へっぷし!」

    ある男がくしゃみをした。

    青い髪、青いマント、そして長剣を腰にさしていた。

    (さて・・・ここはどこか。)

    その男は見慣れぬ城の中にいた。

    突然そこに現れたわけで来たくて来た訳ではない。

    どこかへ行こうと思ったらそこに辿り着いたのである。

    「おい、そこの見知らぬ者、なぜここにいる!?」

    ちょんまげに、袴、そして脇差と刀をさしている男達に囲まれていた。

    「答えぬなら斬る!」

    (これが噂に聞いた侍か。)

    立ち寄ったとある次元で聞いた覚えのある集団だった。

    侍達が刀に手をかけようとした瞬間、男は駆け出し、

    恐ろしい速さで一人の侍の腹を蹴飛ばし、囲みを突破した。

    「狼藉者!ひっとらえよ!!!」

    そこらじゅうから忍者が現れ、男を追いかけた。

    しかし、忍者達と男の距離は開き続けた。

    忍者の足の速さをもってしても男に追いつけなかった。

    「止まれ!」

    前方を数人の忍者が塞ぐ。

    「うぐっ!?」

    男は剣を抜き、目にも留まらぬ速さで忍者達を斬り先へ走り続けた。

    攻撃を受けた忍者達はあまりもの速さに何も分からず倒れた。

    忍者達に見えたのは男が鞘から剣を抜いた瞬間と剣を鞘に戻した瞬間だけだった。



    下への階段の前には一人の忍頭が立っていた。

    「ここは通さぬ。」

    男はこの忍者が只者でないことをすぐに感じ取った。

    他の忍者と明らかに雰囲気が違った。

    強者特有の威圧感と不気味さがあった。

    ドォン!!!

    階段の上の天井が爆発し、階段がふさがれた。

    剣を抜く。

    先ほどと同じ速さで忍者に斬りかかった。

    しかし斬りかかったのはただの薪だった。

    男の後ろから忍頭は刀で斬りかかった。

    しかし、刀は男を通り抜け、虚空を斬った。

    「!?」

    忍頭に後ろを取られたはずの男は忍頭の後ろにいた。

    彼が男に気付いた瞬間には背中を斬られていた。

    「・・・・・・・・・!」

    致命傷を負った忍頭は倒れ、動かなくなった。

    しかし、男は背後に気配を感じ、

    とっさに横に動き、背後から突き出された刀をかわす。

    忍頭は男が普通の者ではない事にすぐに気付き、二重に変わり身を張っていた。

    そしてすかさず男は水平に斬りかかった。

    しかし、その一撃は忍頭に阻まれる。

    攻撃が塞がれたかと思われた瞬間、男の剣は刀を切断し、忍頭を斬った。

    「なんだと・・・!」

    「悪いな、普通の刀じゃこの剣は受け切れんぞ。」

    その一太刀は忍頭に致命傷を負わせた。

    男は剣を納め、出口を探した。

    長い廊下には窓はなく、障子が張り巡らされていた。

    男は脱出する窓を探すため、障子を開け中へ入った。


    男の入った部屋は並みならぬ不気味な気配で充満していた。

    部屋の真ん中には赤い甲冑と仮面を身に付けた男が座っていた。

    甲冑の男は手を刀にかけ、口を開いた。

    「我は名を持たぬものなり。名乗れ、侵入者よ。」

    声だけでも人を殺せそうなほど威圧感ある声だった。

    「俺の名は・・・クロームだ。」

    弟とは違い暗く冷たい声だった。




    続く。













    追記でコメ返。





    ↑地雷スイッチ。

    小磯s>
    リザ無しだからこそ面白いってこともありますよ。

    ソロBGは慣れない内は右に寄せるのが難しいけど、
    右の寄せたら@はパペットと暴風のほぼ作業ゲーですよ。
    だから時間があって右寄せして気を抜きさえしなければ、
    ほぼ確実に討伐可能です。
    経験値は3種倍かけられたら結構いいでしょうねぇ。
    今回のBG実を言うと190m近く経験値が入っているのですが。

    うにs>
    了解しましたpq
    皆に言っておきます。
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    コメント

    とりあえずお疲れさん・・・w

    文書くのに結構かかってそう・・・w
    2010/05/19(水) 01:08:38 | URL | 忍 #- [編集]
    読むのにも時間が…orz
    2010/05/19(水) 22:52:02 | URL | 光男 #Hiyfgfh. [編集]
    で、続き書かないの?
    僕の出番はいつなの? ん?
    2011/03/11(金) 19:21:44 | URL | 天さん #- [編集]

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