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  • 砂漠の道 2
  • 夜の砂漠の空には大きな三日月が浮かび、暑い昼間からは想像できないぐらい寒い。

    少しだけ吹く風が砂を動かし、まるで砂漠は小波を打っているようだった。

    「・・・・・・・・・・・」

    ディーだけが眠りに着きドラゴだけは眠れずにいた。


    最近になって色々と悩むようになったのだ。

    17年生きてきたはずなのにそれまで悩むということをしなかった。

    実際に17年生きてきたかは疑問だが。

    一緒に育ってきた兄は悩んでもすぐに忘れるようなタイプだった。

    それが影響してか、普通悩みを持つような年頃になっても悩むことは無かった。


    唯一隠し事無しで相談できる相手が絶対に会えない遠く離れた場所にいる。

    そのため悩みをずっと抱え、旅をしているわけで最近はさらに悩みは深くなり増えて行く。


    「うう、寒い・・・」

    体が震える。

    これも悩みの一つだ。

    最近になって何故か寒暖が物凄く強く感じるようになった。

    今までは暑さにも寒さにも鈍くてどのような暑さでも長袖で生きていけた。

    しかし、今になってはドラゴにとって昼の砂漠は地獄そのものである。


    こうして変化していくはずのない自分が変化していくのがおそろしかった。

    なぜなら・・・


    「いやー、何かさっきから凄まじい殺気を感じないか?ドラゴさん。」

    寝てるはずのディーが突然言った。

    「・・・確かに。というか・・・これ近すぎない?」

    その瞬間、短剣が何も無いはずの空間から現れ、ドラゴに向かって振り下ろされる。

    「暗殺。」

    シャドーでなければ殺気に気付かれること無く近づくことができたはずである。

    見えない敵からの一撃をかわすことなど出来るわけが無い。

    「・・・!」

    フルチャージの暗殺で致命傷を受けずにはいられないはずだった。

    「トリプルスロー!」

    カカカ!

    3発の手裏剣が暗殺者の左肩に刺さる。

    「うぐっ!」

    なす術も無く倒れた・・・はずだった。

    「フェイク。」

    変わり身の術で暗殺者は無傷だった。

    「煙幕弾。」

    ボムッ!

    煙が晴れた頃にはどこにもいなかった。

    「攻撃するまでこっちも気付かないってことはさっきの奴より上のやり手じゃ・・・」

    ディーは鉾を構えいつでも攻撃できる態勢になっている。

    「いや・・・少なくともこっちを狙う気はないはずだよ。」

    ドラゴには何となく知っている相手の気がした。

    「大丈夫?」

    ドラゴの思ったとおりだった。

    「ヴァンさん久しぶり!」

    数少ないこの世界の親友の一人だった。

    「それにしても相変わらず気配隠すのうまいね。全く気付けなかったよ・・・」

    「当たり前でしょ。あなたより何年長くこの仕事やってると思ってるの?」

    やはり経験に勝るものはなかった。

    「でも今の実力なら気配ぐらいには気付けるかなと・・・」

    「それには2年早いんじゃないの?」

    熟練した冒険家が言うぐらいだ、これには間違いはないだろう。

    上達したつもりだったが、少しがっかりした。

    2人は腰を下ろして警戒を解いた。

    「で、なんでこんな所に?」

    「マガティアでちょっと何か良い情報見つからないかなーって。」

    マガティアの情報屋のブローカーハンの情報は確かで新しい物ばかりだ。

    この調子なら間違いなくいい情報が見つかったに違いない。

    「いい収穫でも?」

    「ここら辺りのピラミッドにお宝があるらしいのよ。」

    結構興味が沸いてきた。

    「今度はこっちの質問する番。あの子友達?」

    「うーん・・・ここへの途中で偶然会った・・・道連れかな。」

    「ちょっとドラゴさん道連れは無いだろ。」

    やっとディーにも話に入る余地ができた。

    「せめて同伴者ぐらいにしてくれよ。」

    「まあ、でも旅の道連れも同伴者も似たようなものじゃないかな?」

    なんとなくややこしいことになりそうだ。

    「いーや、全く違うね!」

    頑固な所はドラゴと似ているようだった。

    「まー、まー、それぐらいどうでもいじゃん。」

    ややこしくなりそうな話に終止符を打ったのはヴァンだった。

    「それにしても、誰かと一緒に旅するのって結構珍しいんじゃないの?」

    「もうかれこれ数ヶ月ぐらいは一人旅だったような気がする・・・」

    「よく、それで神経持つよね・・・」

    一人旅も昔から多かったし慣れっこだった。

    「ヴァンさんだって似たようなもんでしょ?」

    「まあ、そうかもね・・・」

    何かを考えているのか少し黙り込んだ。

    「それよりさ・・・ここから近いわけだし宝探しに一緒に行かない?」

    「まあ、気ままな旅だしいいよ。」

    少し面白いことになりそうだ。

    「んじゃ、今は寝てまた朝から行こうよ。それじゃおやすみー」

    寝袋を広げてさっさとヴァンは寝た。

    「ドラゴさんずっと起きてるけど寝なくて大丈夫なのか?」

    「いや、大丈夫。おやすみー」

    「おやすみー」


    静寂が戻り、再びドラゴは考えにふけった。






    しかし、意外な出会いは昔からの親友では終わらなかった。





    まあ、2作目からが正直書き物は難しい所です。

    本当にこれからどう盛り上げようかなーって。

    逆に言えば2作目から下手すりゃ失墜しちゃうんですよね^^;

    読み返して、あれ、これ1作目よりダメじゃね?って思います。


    1話1話今回みたい結構短めに書くつもりです。

    それでも、1話書くのに結構時間がかかっちゃいますねpq


    とりあえず・・・

    参加許可出してくれたヴァンsありがとうございますw
    みなもs>
    訪問ありです^^
    しょうがないことばっかりですけどね・・・。
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    コメント

    こっちも参加できてうれしい限りww

    やっぱり文才あるよぉ~ww
    面白い面白い^^

    ぁたしも今度挑戦してみようかな!?w

    次回作がんばですwww
    2010/03/06(土) 22:09:50 | URL | ヴァン #- [編集]

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